天の道を行き、総てを司る

25 驕る捜査線
マスクドライダー計画とは…エリアXにて、資料を漁る加賀美は、自分の名前がガタックの資格者として、記載されていることに驚く。
外側から攻める天道、優秀な警察官として、どんどん出世し、警視総監である加賀美陸に接触。だが、情報を得ることは出来なかった。
内側から、入る加賀美。岬と協力し、田所であると偽り、本部へ侵入を目論む。が、あっさり見破られてしまう。ガタックに変身し、強行突破を行う。
プールにて、樹花の命を狙う岬の擬態。しかし、そこに飛び込んできた剣に邪魔されてしまった。飛び込み台の下に、居たのかもしれないが坊ちゃま、人が居るところに、飛び込んじゃダメ!!
ワームの襲撃により、ひよりの前でカブトに変身する天道。戸惑うひよりだが、樹花のピンチを目撃するのであった。
☆天道語録25
「まずい飯屋と、悪の栄えたためしは無い。」
銀行強盗を叩きのめしての、キメ台詞。まずい飯屋には、誰も行かないだろうし、悪が栄えるのは、我々で阻止しなければならない。
☆料理25
提供クレジットにて、加賀美と岬が、一緒に食事する映像があり、恐らくここで、今回の作戦を立てたのでは、なかろうか。
ホタテ貝に、そうめん、そして味噌汁。ゆっくり食べられる、休日の朝食はステキだ。
ローストビーフ、焦がしバターソース添え。珍しく、ちゃんとバイトしている加賀美が提供した。ライダーとなり、激化する戦いの中、加賀美はバイトを続けられるのだろうか…
定食。警察署の食堂にて、ミックスフライ定食らしきものが、映っていました。どんぶりと定食は別物ですからね。ランチタイムに、とても迷います。
☆ライダーバトル
ザビー・サソード
坊ちゃまが負けた?…いや、ワーム化による発作を突かれたか、発作の影響で中断したかの、どちらかだろう。ゼクトルーパー達が、割って入って足止めしたのかもしれない。剣だって、目的は足止めですからね。途中でバカバカしくなって、戦闘を終えるでしょう。
マシンガンブレードの弾丸を、ガタックダブルカリバーで、真っ二つにする場面が、めちゃんこカッコイイ!自分の拳の負傷も厭わず、ガタックを殴り、帰るぞ、と諭す田所さんも熱かった。
☆ワーム25
ウカワーム
シオマネキの能力を持ち、白い体に女性を思わせる口元、肥大化した右腕の大きなハサミが特徴。これまで独立し、自分勝手に行動するワームばかりだったが、徒党を組んだ組織的なワームが出て来たことが、戦況の激化を伝えている。ザビーとドレイク、ダブルライダーを相手取り圧倒する姿は、これまでに出て来たワームとの「格の違い」を、我々に見せつけた。クロックアップ中も、プットオンして戦闘スタイルを切り替えてからも、圧倒し続けた。
黒装束の女
幹部ワームを補佐する女達。「今日は、お前の命日だ」と言わんばかりに、黒い服装に身を包んでいる。高い地位に君臨しているが、全員が成体ワームではない。
26 激震する愛
天道敗北、幼体の群れとウカワームにより、大ダメージを受けたカブトは、強制変身解除される。ひよりを守る為、いつものクールさを投げ捨てた、天道の珍しい一面が光る。天道も、ただの人間なのだ。
これからも、三人で!ゼクトへの不信感から、辞表を取り出す田所。しかし、見事な連携でワームを撃破し、加賀美と岬と手を取り合う。ゼクトがどんな組織であったとしても、彼らが人類の為に戦うことに、変わりはない。
「例え、どんな敵が相手でも、俺はお前を守る!!」
言われたいし、言ってみたい名台詞!!それだけの、パワー!!はないけど…
ひよりに、自分が「ベルトの少年」であることを明かし、ひより自身も知らない秘密を抱えたまま、それでもひよりを守るという強い意志が、伝わってくる。
影山と間宮麗奈。冒頭で交戦していた二人が、最後にまた相対する。ゼクトは、ワームと手を組むのであった…
☆ワーム
岬(擬態)
すれ違った岬に擬態した個体。樹花を人質に、天道を狙うが、剣と知り合ったことで標的を変更する。彼女から、亡き姉の面影を見た剣は、心を開くのであった。
姉のドレスを着て、仲良く踊る二人。ダンスに乱入し、暴れるウカワームから、サソードを庇い、正体が発覚するも、剣のことを想っていると伝える。再会した二人は、互いに愛を語る。岬(擬態)の告白を、剣は受け入れるのであった。
一連の動きは演技であり、心が乱れた隙を狙うつもりだったが、ワームへの憎悪を持つ剣は、欺けなかった。自身の爪が顔を掠めると同時に、サソードヤイバ―で貫かれた。
「俺は、ワームを許さない…絶対に」
怒りの台詞と共に変身する剣、自分の正体を知った時、彼は何を思うのか…
ジェノミアスワーム
アリジゴクの特性を持つワームで、ところ問わず地面にすり鉢状の空間を作り、潜ることで移動する。戦闘能力は低く、幼体を盾に「ライダーキック」を回避したり、マスクドフォームに圧倒され、逃走する。クロックアップは…苦手だったんだろう。
因みに、アリジゴクはカゲロウの幼虫である為、成体のワームなのに…と不可思議なことになっている。変異種ということだろうか。
マシンを乗り回す、ダブルライダーに苦戦する、ウカワームに加勢する。地中に潜り込むが、カブトエクステンダーに叩き出され、空中に放り出される。ガタックエクステンダーから飛び降りた、ガタックの「ライダーキック」を、回避不可の空中で受け大破した。ガタックによる単独撃破は、しばらくお預け。
マスクドライダー計画13
ガタックエクステンダー
ガタックの愛車。加賀美の愛車は…お払い箱に。クロックアップ中も走行可能で、「走った方が速くね?」問題は解消済み。エクスモードに変形可能で、縦に割れて、角が伸びて、大きなクワガタムシになる。「アジの開き」って例えが分かりやすい。サーフボードの要領で乗り回し、空中を自在に飛び回る。
意外と出番があり、幼体を蹴散らしたり、カブトを助けたり、小説版では奇襲に使ったり、「戦いの神」してます。これ乗って、ガタックバルカンぶっ放してるだけで、大抵の相手はイチコロですからね。マスクドフォームでも、使えるのかな?
上空から蹴りを放ち、叩き落とす「ガタックエクステンダー落とし」という技も披露。ジェノミアスワームの加勢により、事なきを得たが、決まっていればウカワームでさえも、ただでは済まなかっただろう。
私ね、昔からオフロードバイクに憧れがあって、いつか乗り回してみたいなと憧れているんですよ、その理由が正にコレ。さぞ、気持ちが良いことでしょう。
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