あらすじ
皆賀星輝のイベントも、十五分後に迫り、大興奮のヒマワリ。だが、彼女を取り押さえようと、ガードマン・ウメルが狙っていた。
ウメルは、先輩からの連絡に答えた。
「今、女といます。名前は知りませんし、刃物を持っていますが味方です。皆賀星輝のファンだと言っています。黄色い恰好をしているので、例のストーカーではないでしょう。…うるさいなぁ、イチイチ先輩風吹かすな!!」
強引に通信を切るウメルに、女は刃物をチラつかせて、不思議そうに尋ねた。
「ねぇ、私が例のストーカーだとは、思わないわけ?」
「おかしなことを聞くな、君は黄色い恰好をしているだろ、だから違うんDA」
「でも、私がいつもは黒い服を着ているだけで、今日は黄色い服かもしれない。」
「おかしなことを言うな。なぜストーカーが、黒い恰好をしているか知っているか?それは闇に紛れるためだ。黄色だったら目立つからな。はっはっはっはぁ」
「違うわよ…(皆賀様が、黒い服が好きだって言ってたからよ)」
女は、どこかへ行ってしまったが、そんなこと知ったこっちゃない。私は、黒い服の女を捕らえる為、行動を開始した。私の大活躍は、次回、拝めるぞ!!
「やっぱり、君だったんだな。黄色いワンピースに、黄色いマフラー、黄色い長靴…そんな特徴的な格好をした君を、君が好きな僕が、忘れるわけがないだろう…」
「でも、私は殺したのよ!!!パチンッ、て蚊を、私の肩に止まった蚊を、血を吸おうとした蚊を、思い切り私の手で、手のひらで殺してしまったの…痒いのが、嫌だから」
「正当防衛さ、仕方ないよ。蚊だって許してくれるさ。蚊のことを、本当に思いやるのなら、蚊が幸せに生きられるように、祈ればいい。歌を歌いながら
蚊よ~人は君を害虫と呼ぶけれど~僕は知ってるさぁ、ホントはメスしか~血を吸わないこと、ホントはメスしか…血を吸わないこと~♪」
皆賀星輝、本当にいい役者だわ。歌っても、踊っても、演技をしていても、何をしていても絵になる。プライベートは、どんな人なんだろ。
動画を見ていたヒマワリは、ふと全身黄色の女に、気を取られた。
(黄色い帽子に、黄色いワンピースに、黄色い長靴…コスプレかな)
いよいよ、ショーが始まった。皆賀星輝のパフォーマンスに、皆が満足し、ファンサービスを欲した。そして、彼はそれに答えてくれた。蒸れて暑いのを、私は我慢した。
ショーが終わり、待ちに待った握手会が始まった。この日の為に、私は握手券を入手して置いたのだ。…あれ?手袋が取れないや。どうしよ…
続く…
いよいよ、次回が最終回となります。「ハナスナヨ~」も、早く制作に取り掛からなければ、それでは!愛読いただき、ありがとうございます。