YU想

あなたを想い、あなたに想いを伝えられる、私でありたい。特撮感想や、自作小説、体験談などを、投稿しています。楽しんでいただけたら、幸いです。        無断転載、厳禁です。

大長編ドラえもん、のび太と雲の王国

雲の王国

 

作者から読者へ

みなさんは、天国はほんとうにあると思いますか?今回のお話は、天上人のすむ雲の上が舞台です。進んだ文明と美しい自然、まるで夢のような国ですが、なんだかちょっと様子が変です。はたしてここで、のび太たちはどんな冒険をするのでしょうか。

みなさんも、のび太たちといっしょにスリルいっぱいの旅に出かけましょう。

藤子F先生、ありがとうございました。

あらすじ

雲の構造を授業で習ったのび太は、天国はどこにあるかと、質問し皆に笑われてしまう。昔の人は、皆嘘つきだったのか、と落ち込むのび太君に、ドラえもんは自分達で天国を創ろう!!と道具を取り出す。しずちゃんスネ夫ジャイアンを加え、いつものメンバーで楽園を作る一同だったが、怪しげな連中が偵察に現れ…

大雑把な感想

今回は、一段と説教臭いお話となっていまして、環境問題への言及が多いです。地上人は、環境を汚し過ぎているから、避難させてから地球を綺麗に洗い流そう!!と有無を言わさずに、天上人が行動を起こします。

当時にも活動家は居たでしょうが、今ほど活発であり、規模もなかったでしょうからね。エコテロリストになるのも、考えものですが、何もしないってのも良くないと思います。手に届く範囲で各々が努力すれば、良いと思います。まずは、ポイ捨てから辞めましょう。誰も、いい気持ちになりませんし。

世界観を広げる発想は、良いのですが、「コミックス〇巻、サブタイトル参照」は、不親切かな~と思いましたね。やっぱり、お話はそれだけで完結して欲しいと思うので。同じ理由で、続きは劇場で~だの、詳しくは会員クラブを見てくれ~だのは、やって欲しくない。

結局、天上人に地上にもいい人達が居る!!と説得したのは、ドラえもんのび太の行動ばかりだったのが、残念でした。なかなか「ドラえもん」でやるには、難しい話だったと思います。

今回の敵は、地球を水浸しにして綺麗しようと考える「天上人」と、象を狙っていた「ハンター」達が悪役です。

メインは、天上人達の計画を、壊れたドラえもんを連れたのび太と、パルパルと行動を共にするしずちゃん達が、どう阻止するかのお話で、終盤は王国を支配したテロリスト達に、どう逆転するかの、お話となります。

やっぱこれだね♪秘密道具

・雲の国王冠

雲の国の中で、絶対的な王となれる王冠で、かぶっている人間の命令には、絶対に従う。三万円も出資してくれたスネチャマが、かぶるべきだと思うが、そこは立案者であるのび太に任せられた。テロリスト達に、奪われてしまい、絶体絶命となる。

良からぬことに、使うのは辞めましょう。

・時差調節ダイヤル

「どこでもドア」のドアノブに取り付けることで、時差を解消することが出来る。例えば、夜のアメリカから、夜の日本に帰って来るような感じか。時間を超越する力があり、今回はたっぷり遊んだ後、遊ぶ五分前に戻り、宿題を終わらせた。

これにより、「ノア計画」が実行された未来に、行ってしまったのび太だったが、そこから「ドラえもんが、作られたのだから、ドラえもんが居る内は、未来は大丈夫である」という、それでいいのか?と思うような理論を導き出した。

・雲もどしガス

雲を固めて、陸地のようにする雲かためガスとは、逆に元の雲に戻す作用を持つガス。コイツを大砲に入れて発射することで、天上人達への抑止力としていた。テロリスト達のせいで、せっかく作った楽園も消えてしまったわけだが、三万円がパーになっても、怒らないスネ夫は、めちゃくちゃ偉い。

推し!名場面

自分達で帰る!!と言って聞かないジャイアン達を、好きにしろ!!と言い放つ天上人・グリオ。野生動物に怯え、戻って来た一同に、それがいいね、と冷たく返した。

彼の活躍らしい活躍と言えば、これぐらいだが、アニメ版での不気味に笑いながら、恐怖心を煽り、俺なら辞めとくがな~と言い放つ場面は、人間らしさがあって、好き。

フフフなしずちゃん

今回は、計画阻止に動く、のび太ドラえもんとは、別行動を取り、パルパルと共に、天上人達を説得しようと、動いていました。彼女の優しさは、パルパルを動かした。やっぱりお風呂は、欠かせないようで、一コマですが、場面がありますね。

ゲストを語ろう

天上人・パルパル

今回は、唯一しずちゃん達を庇ってくれた天上人、パルパルにしました。地上を洗い流す「ノア計画」に、他の天上人達が賛同している中、しずちゃん達と関わることで、計画に疑問を持ち、何も知らない小学生を代表に、あれこれ責め立てる彼らに、異議を申してくれました。優しいお姉さんというポジションで、美夜子さんやリルルのように、戦力になったわけではありませんが、こういうゲストも良いなと思いましたね。