
★かいせつ
藤子・F・不二雄原作の人気アニメ「ドラえもん」の映画シリーズ第9作目〈のび太のパラレル西遊記〉です。
(1998年春公開)
のび太たちの新しい冒険は、今から千年以上前の「西遊記」世界でくりひろげられます。孫悟空や猪八戒になった、のび太やジャイアンたちと、恐ろしい妖怪・牛魔王たちとの戦いがはじまります。
藤子アニメ初のオールカラー版フィルムコミックです。上下巻とも、たっぷりお楽しみください。
(てんとう虫コミックより)
あらすじ
西遊記が大好きなのび太君、自分が孫悟空を演じる為に、劇に西遊記を提案しましたが、村人Aに選ばれてしまいます。本物の、孫悟空を見せてやる!と過去にタイムスリップした彼は、自分にそっくりな孫悟空を発見し感激。皆に見せてあげようとしますが、見つからなかったので、孫悟空に変装します。そこで、トラブルが起きて…
大雑把な感想
藤子F先生が体調不良により、制作に参加しなかった存命中、唯一の作品となります。と同時に、ドラミちゃんが登場する、結構珍しい作品でもありますね。
今回も、調子の良い所があるのび太君。自分のミスは、棚に上げてドラえもんを非難するなど、あららな一面も。ですが、孫悟空として奮闘する姿は、かっこよかったです。
タイムパラドクスを、意識しているようですが、設定が嚙み合わない部分もあるので、そこはライブ感で楽しみましょう。
今回は、出木杉君の出番が多いです。学芸会では、主役・孫悟空を演じていますし、三蔵法師が魔物に、食べられてしまう結末が、おかしいと反論するのび太達に、鬼なって怒ったりしました。また、「デビール!!!」と叫ぶかのように、魔物に変化した先生も印象強いですね。こちらは、デビルマンの声優ネタを、意識していたのでしょうか。
皆大好き、モトヒラ君も登場します。え?誰だって??それも、そのはず彼は、今回限りのゲストキャラですからね。モデルは、脚本家・もとひら了さんです。
実写ドラマの影響もあって、三蔵法師は女性的なイメージを持つ人も、いるでしょうが、今作に出て来た三蔵法師は、がっしりとした逞しい男性でした。自分を罠にはめた、妖怪の子供を許し、彼を弟子として、旅を続ける人格者でした。
何よりも、良いのは原作者である藤子F先生も、この映画を気に入ってくれたことです。イラストも描いてくれたそうですし、原作者が居て、その人の作品を使う以上は、その人が喜んでくれることが、最も良いことだと思います。
敵
現実世界に出来て来た魔物たち。人間達に敗れる、やられ役はもうゴメンだと、侵略を開始して成功。いつもの登場人物達が、魔物に変化する場面は、インパクトが大きいですね。
ボスは、牛魔王です。怪力とデカい図体が自慢ですが、如意棒の一撃で倒されたのは…
彼と羅刹女の子供が、リンレイです。なんか、お互いのパワーを器に注いだとか、妖怪の誕生には、不思議なことがあるのでしょう。
やっぱこれだね♪秘密道具
・ヒーローマシン
マシンに入り、ヒーローとして世界を体感できる。力太郎になって、魔物を倒すだとか、シンデレラになって王子様と踊るだとか、が出来る。
だが、放置していると、中から敵キャラ達が出てきてしまう。
でも、読まれる度に、やられたり、死んでしまう彼らは、悲しい存在ですよね。
推し!名場面
学芸会の練習シーン。台詞を覚えられないジャイアンの為に、モトヒラ君は、先に台詞を言っているのに…
「これは、うまそうな娘だな」
G「これは、うまそうなおむすびだなぁ」
「ややっ、娘だと思ったら、お猿じゃないか」
G「ややっ、おむすびだと思ったら、お皿じゃないか」
「あぁぁ~」
と台詞を間違え、自分が孫悟空に選ばれなかった腹いせに、孫悟空役の出木杉に当たり散らす始末。
またドラえもんが言い放った「ほかの三人の危険が、あぶない!!」も名セリフとして有名ですね。用法としては、間違ってはいないそうですが。
「せっかく海に来たんだからさ、海に行こうぜ!!」みたいなことか???
フフフなしずちゃん
アニメ版ではなかった、シャワーシーンが追加されていて、驚きました。
ゲストを語ろう

ゲームをクリアしたドラえもんに、ご褒美にホッペにキスをしてくれました。ドラえもんは、デレデレしていましたが、お前は猫じゃなかったのか…
んまぁ、猫でも美女に可愛がられたら嬉しいでしょうからね、ドラえもんもオスであると。
↓同じく、ドラミちゃんが活躍する作品。