天の道を行き、総てを司る
31 衝撃の事実
爺やは、知っていた 剣のことで、加賀美に詰め寄られた爺やは、サングラスをかけ、停めてある自転車に乗りながら、語る。爺やは、剣がワームであり、神代姉弟の仇であることを知っていながら、世話を続けていたのだ。
カブトゼクター、荷物持ち ひよりシェフの為、買い出しをする天道に、ワームの出現を知らせると同時に、荷物を持ち上げるカブトゼクター。こういうシーンを、もっと観たい!!
弟を殺された加賀美、姉を殺された剣、シンパシーを感じた剣は、友情を誓う。普段なら、素直に喜ぶ加賀美だが、剣の正体を知っている為、心情は複雑であった。
家族写真 天道は、他人の空似だと言うが、どう見ても同一人物。ひよりと天道の両親が同じということは、二人は兄妹…
坊ちゃまが取り逃がした、脱皮が成体になってしまったが、群れとの戦闘だから、仕方ない。進化する個体を、幼体が守るのは当然である。彼らも、生存競争に必死なのだ。
「相手がワームなら、俺は非情に徹する、そして倒す」
人間態となり、必死に命乞いをするワームを容赦なく「ライダーキック」で葬るカブト。戸惑いを見せれば、こちらがやられる、と語る天道に、加賀美は剣のことを、話すことが出来なかった。
間宮麗奈
「ワーム」でありながら、人間の心を持つひよりに、強い興味を持っている。なぜ、ワームだと分かったのかは、不明。
緑の石 ひよりの母の形見。これを手に、祈るひよりは、体が光り輝き出し…
「友情に勝る財産はない、一生の宝にしろ」
剣が語る、爺や語録。普段おとなしい爺やだが、熱い言葉を語るギャップがまた良い。私も、一生の宝と思えるような友情を経験したいですね。
☆天道語録31
「天の道を行き、樹と花をいつくしむ」
天道の名に意味があるように、樹花の名にも意味がある。名は、家族からの贈り物。
☆料理31
一口そうめん 今回のまかない。正直、ランチとしては物足りなそうだったが、美味しければ、それで良しだ。
坊ちゃま特製、天そば 岬の為に、剣が愛情を込めて作った、豪華な一皿。だが、「自分は、かけそばしか食べない」「愛情の押し売りは、迷惑」と拒否されてしまった。
うどん 白く気品があり、自分に相応しいかけそばだと語る、剣だったが、加賀美にそれは「うどん」だと教えられた。
「ウ・ドーン!?どこの料理だ?ウ、ガーンダ?スーダン?」
☆ライダーバトル
カブト・ガタック(ハイパーフォーム)
ワームである、剣を庇うガタック。事情を知らないカブトと、激しく揉める。そんな中、ハイパーフォームが現れ、三人を吹き飛ばし、戦闘を中断させた。未来から来た彼には、これから先に起きる悲劇も、知っているはずだ。
32 解ける謎!!
明かされる真相 ひよりは、ワームだった!!これまでに、バイクの声を聞いたり、ベルトを治したり、不思議な場面がありましたが、実はこういうことだったのです。
天道の過去
天道の両親は、ワームに殺害され擬態されていた。そして、両親と、生まれてくるはずだった、ひよりの仇を取ることを考えていた。ひよりの両親を殺そうとした少年は、天道で間違いなかった。
だが、両親の擬態は、母親が宿していたひよりまでもコピーし、出産していた。ワームとしてでも、ひよりが生まれて来たことを、天道はとても嬉しく思っていた。
擬態達も、家族として生活することで情が出て来たのか、自分達が長くないことを悟り、「ライダーベルト」を天道に託し、瓦礫に埋もれて爆散した。
妙なことに、ワーム達は隕石と共に、七年前に来たはずなのに、その数年前にも存在していたということになる。これ一体なぜなのか…
演者の都合で、幼少の天道が、急にミックスルーツになるのは、ツッコまないで。
おばあちゃん ひよりを引き取ってくれると、話していたので、ご存命のようだ。
☆天道語録32
「例え世界を敵に回しても、守るべきモノがある」
侵略者であるワームは、人類の敵。それでも、「ワーム」である前に、「ひより」という世界にただ一人の妹なのだ。私も、たとえ世界中の人達に理解されなかったとしても、自分の価値観は、大切にします。守りたいものがあれば、それだけで人は強く、脆くなる。でも、それは弱さではない。人間らしさ。
☆ライダーバトル・ひより争奪戦
ウカワームが率いるワーム軍団、ザビーが率いるゼクトルーパー部隊、と交戦するガタックに、助太刀するサソード。現場は、大混乱!!
駆けつけたカブトの「ライダーキック」で、シシーラワーム(ひより)が爆散したことで、戦いは終息した。ひよりの喪失に、加賀美は言葉も出なかった…
ハイパーカブト
天道の奇策に、協力するなど、好意的な一面を見せる。シシーラワームに「ライダーキック」を放とうとするカブトに、超加速して接近し、幼体とシシーラワームを入れ替えたのだ。体色が、どちらも緑なので誤魔化せたが、色が違ってたら、まずかった。
☆ワーム
フォリアタスワーム
コノハムシの特性を持つワーム。木の葉吹雪と共に現れる。大した戦闘能力はなく、戦闘に参加しては、状況を判断して逃げていた。カブト・ガタック、ダブルライダーに圧倒され、「ダブルライダーキック」を受けて大破した。
元々、緑色でイメージが作られていたが、幼体と色が同じで、混ざって分からなくなるため、茶色になったそう。
シシーラワーム
ひよりの正体。ウスバカゲロウの生態を持ち、テレパシー能力や、砂鉄砲、衝撃波、拘束具の解体など、様々な力を持つ。当人の性格に作用されてか、戦闘的場面はないが、ゼクトルーパー達は蹴散らせる。
ゼクトルーパーに負ける、成体ワームなんて、居ないとは思うが。
擬態天道
拘束具を付けた男の正体。テレパシーが使えるのか、うめき声でひよりや天道を呼ぶ。「ルパンVS複製人間(クローン)」みたいに、実はこっちが本物なのでは?と天道が苦悩する展開は、ないでしょう。本物(オリジナル)より強い複製(クローン)は、もはや複製(クローン)ではありません。
マスクドライダー計画16
今回は、変身アイテムを紹介。共通して言えることは、唐突に出現すること。
・ライダーベルト
着用するだけでも、凄まじい身体能力を発揮したり、蘇生するなどの力を持つ。着脱する場面はないが、外している場面は多々ある。差異は、ボタンとメーター部、三角部の色が違い、三タイプ登場。
・ライダーブレス
ブレスレット型のアイテム。強制変身解除すると、簡単に取れる…携帯性が良いのか、デザインが気に入ったのか、劇場版ライダー三人も、色違いの同じアイテムを使用する。ザビーは左腕、劇場版ライダー達は、右腕に装着する。
・ドレイクグリップ
これを持っていると、必ずドレイクゼクターがやって来る。もう資格者とか関係なく、これ持ってれば、ドレイクになれるんじゃね?と思えるぐらいに。ゼクターが必死に抵抗している描写があれば、可哀想だなと思えたのですが。
・サソードヤイバ―
坊ちゃまがどこからか、取り出す剣。手品の要領で、ステッキが変化したことも。変身前でも、攻撃手段となる。変身時と変身後で、明らかにサイズが変わる。鼻水をかんだティッシュで、拭かれたことも…