天の道を行き、総てを司る!!!

私とカブト
私にとって、最初に知った仮面ライダーは、「カブト」でした。カブトがヒーローでした。買ってもらった、変身ベルトに揃えてもらった人形、雑誌や作ってもらった付録、どれも素敵な思い出です。病気がちで、幼くして入院生活が長かったので、両親が元気づけてくれていたのだと、感謝しています。
今回は、「仮面ライダーカブト」が持つ、個人的な魅力について語ります。
個性豊かなキャラクター
やっぱり、個性が強いキャラクター達が、本当に魅力的です。まともな人間は、仮面ライダーになれないのかってぐらいに。破天荒な天道に、基本ツッコミ役な加賀美も、弾ける時は弾けてますからね。
初登場時と、印象が変わる人物が多いのも特徴です。
・エリートから転落した矢車。
・カワイイ後輩から、嫌な中間管理職を経て、天然ボケする弟になった影山。
・非情な女幹部から、愛を胸に散った間宮麗奈。
・偽者から悲劇の人物となった、名もなき擬態総司。
・優秀なライバルとして出て来たのに、世間知らずなギャグ要員になり、それでいて復讐者である暗い影を持つ剣は、個性的なキャラクターの代表です。それでいて、高貴な最後には、いつ何度見ても、涙が。
デザイン
昆虫と機械、というシンプルでありながら、かっこよすぎるデザインが最高です。ドラマでどんなけふざけていても、戦闘シーンはビシっと決めていました。オリーブオイルを拾おうが、ざるそばを片手に持とうが、人間態にフルボッコにされようが、シュールさを持っても、かっこよさを保つ。なかなか出来ることではありません。
二弾変身によって、印象が一変するのも評価点。当時は、サブライダーのフォームチェンジが珍しかったので、ほとんどのライダーに適用されていたのは、画期的だったでしょう。それも、最初から標準装備で。上半身だけの、変化ということで、色々コストを抑えつつ、それでいて変化が際立っていて、素晴らしいアイデアです。
変身アイテムとしても、相棒としても活躍するゼクターも、語らずにはいられません。尺の都合もありますが、それぞれのゼクターとの日常を、もっと観ていたかったな。言葉を発さずとも、活き活きとした彼らの姿に、癒される私だった。
クロックアップ
未知なる世界観を描いた、印象的な演出。あらゆるものが、ゆっくりと動く中で、最速で動き回り、気が付けばあっという間に戦いが終わっている。事情で、出番は少なくなったけど、要所要所で出てきていましたし、熱い展開も多々ありましたね。
戦う為だけでなく、虹を見せたり、誰かを助けたり、元気づけたり、変わった用途に使われたのも、印象的でした。
推し
今も昔も、加賀美です。熱血漢で直情的、そして情に熱い彼は、THE熱血主人公って感じで、共感しやすくて大好きでした。そんな彼が、私が好きな「クワガタムシ」モチーフの仮面ライダーになったのですから…推しが推しとの、素敵な掛け算をしたわけで。
そんな加賀美が引き立つのも、周囲の人間がいるから。田所班としての、活躍があったからこそ、「ガタック」になる前からも輝けた。
名場面
正直、いくらでもあるんだけど、とにかく料理の場面を見て欲しい。
「生きることは、食べること」であり、食事には共感性が高いので、好き嫌いを別にすれば、美味しそうだな、自分も食べたいな、って同じ気持ちになれる。
料理で対決したり、誰かに振舞ったり、一緒に食べたり、幸せな気持ちになって天使になったり、粗末にされて怒ったり、直接関係ないから、要らない。と切り捨てられない要素でした。
名作回、ベスト5
第五位・敗れる最強、最凶VS.最恐
最終章開幕を思わせる強敵・乃木れいじ参戦。戦意を失う加賀美、地獄に落ちた剣、そんな二人に、エールを送る天道。盛り上がるぜ!!
第四位・二号新登場、怒れる豆腐
矢車さんが登場し、加賀美の心境にも、変化が現れる第七、八話。天才天道と、秀才矢車といった感じで、全く個性が異なる二人が火花を散らす。
第三位・驕る捜査線、激震する愛
秘密を暴く為、別々の形で捜査を始める加賀美と天道、行動を開始する幹部・ウカワーム、決意を固める坊ちゃま。ひよりへの思いを叫ぶ天道。新章開幕を感じさせる回。
第二位・Xマス激震、さらば剣!!
坊ちゃまの絶頂と転落を、たった二話で、色濃くそして気高く彩った。友でなく、ライバルに引導を渡させ、長く連れ添った爺やの元で最後を迎えた剣に、拍手。
第一位・VSクワガタ、誕生日特別編
やっぱり、こうなっちゃいますね。主役は加賀美なんだけれども、他のキャラクターも活き活きしていますし、天道のさりげないフォローが良い。
「俺は俺にしかなれない。でも、それが俺なんだ。」
甘さも弱さも、全てひっくるめて自分である。加賀美の名言です。何者にでもなれる、ワームへの皮肉とも、思えますね。
最後に
語っても、語り切れない思い出。それは、様々な作品にあります。それを、こうやって、様々な人と分かち合えるということは、とても素晴らしいことですね。
一月からほぼ半年間、ありがとうございました。今後も活動を続けますので、応援よろしくお願いします。
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