YU想

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仮面ライダーカブト、第四十三、四十四感想

天の道を行き、総てを司る!!!

仮面ライダーカブト、第11巻。カブトVSダークカブト

 

43    俺を狙う俺

強化再生したカッシスワームは、受けたライダーの技をコピーし、自身が使う能力を持つ。ライダーキックをガタックに、ライダースラッシュをサソードに返し、圧倒的な力を見せた。

「すべてのワームは、俺が倒す!」

「ならば、すべてのライダーは、私が倒そう。」

より好戦的な性格になった、乃木は田所さんも、人間態でボコす。

 

天道の成長=ハイパーフォーム!? 吹っ切れたカブトは、ハイパーフォームによる火力で、ダークカブトを圧倒する。まぁ、そうしないと勝てない程の強敵である、ということで。

 

ひより、久しぶり 出番自体はありましたが、ちゃんと話しているのは、久しぶり。ワームの姿となり、ワームである自身を受け入れているように、見えますね。

 

ハイパーフォームは、皆既日食を起こす これまでにそんなことは、なかったのですが、ひよりを助けたいという天道の気持ちにゼクターが応えたのでしょう。

☆料理

チラリ寿司

課題料理。ウィンクをしながら、料理をチラッチラッと見せる蓮華が、カワイイ!!加賀美に「それって、チラシ寿司?」とツッコまれる。剣は絶賛し、天道も美味しいよ、と笑顔を見せる。驚く加賀美だが、その後の言動で、擬態だと確信する。

擬態総司にとっては、久しぶりの料理。さぞ、美味しかったのだろう。(異次元空間で、ひよりの料理を食べてた可能性も、あるにはあるが…)

ライダーバトル

カブト(ガタック)・ダークカブト

何故かキャストオフしないカブトは、クロックアップを使用したダークカブトに翻弄される。カブトがやられるのを、見ていられなかった加賀美は、ガタックに変身し、バルカンをぶっ放し、撤退した。

二回戦

天道は、自分が敗北することで、油断して帰還する擬態を、加賀美に追わせる作戦を立てていた。だが、自己犠牲的なやり方に、残された人のことを考えない作戦に、納得がいかない加賀美は、天道を鼓舞する。そして、力尽くでひよりの居場所を聞く、やり方に切り替えた天道は、ハイパーカブトとなり、ダークカブトを追い詰めた。

ガタックの乱入を「ワッ」といって回避したり、友情を見せる二人の間に、「てぇい☆」と割って入ったり、ダークカブトの無邪気さも、溢れています。

演者達も、苦笑いしていたそうな。

44    生きるとは

・エリアZでの攻防 ゼクターの開発を行うエリアZに進行する、カッシスワーム率いるワーム軍団。戦力も火力も、圧倒的なワームに、ゼクトは後退するしかない。

・岬に惚れたカッシスワームから、岬を守る坊ちゃまは、武器を投げ捨て、背に攻撃を受け続ける。岬に現実が見えていない、と言われた彼は、現実に向き合い最善の方法を取ったのだ。その真摯な振る舞いに、岬は剣に心を寄せるのであった。

・強がる剣を見た加賀美は、ひよりも強がっているのだと、理解した。本当は帰りたい、でもワームである自分には、居場所がない。ひよりは、そう思い込んでいるだけだと。

・久しぶりにザビーに変身した影山だったが、加賀美の指示を拒否した為に、技をコピーされ、変身解除。完全にザビーゼクターに見限られしまう。今度は矢車に、身を寄せるザビーゼクターだったが、矢車は追い返した。自業自得というか、何というか。

・ライダースラッシュ、ライダースティング、延々と攻撃を受け続け時間を稼ぐガタッククロックアップ対策か、ライダーフォームで受け続けた為に、装甲はボロボロに。

「ピンチだというのに、お友達は助けに来ないのか?」

「だまれぇ!!お前に、アイツの何が分かる!!」

・ひよりよりも、世界とやらが大事なんだ!!と天道を非難する擬態天道。ずっとひよりのそばに、居ることは出来ないかもしれない。でも、ひよりが居る世界を守ると語る天道。そして、ワームが人類の敵だという考えにも、人の小さな幸せを奪うワームだけを倒しているのだと、お前がどんな悪いことをした、と諭した。

「俺は、ひよりが生きていると知って、とても嬉しかった。」

・天道を選んだひよりは、擬態天道の前から去っていく。そして、全てに絶望した彼は、世界を滅ぼそうと目論む。

☆天道語録

「俺は世界の中心。ならば世界は俺が救ってやる。」

かつて、世界は自分を中心に回っている、そう考えた方が楽しい、と語っていた天道。自分の一部を、自分が守り助けるのは、当然のことですね。

☆ワーム

カッシスワーム

グラディウス

強化再生し、立派なツノと左右対称の体に変化。武器も、片腕が鋭利なブレードとなり、攻撃力を高めています。

サソードを切りつけ、ガタックを痛めつけ、加勢に来たザビーを捻り飛ばし、優位に立ち回っていました。が、疲弊したガタックに、ひよりを助けたカブト、弟の仇討ちに来たキックホッパーを加えた、「トリプルライダーキック」を受け、過剰なエネルギーに耐えきれず、苦しんでいるところを、「マキシマムハイパーサイクロン」を受けて、幼体の大群と共に、今度こそ消え去った。

はずだったが…

・クリペウス

強化復活。今度は二体に増えた。擬態総司と意味ありげな、雰囲気だったが、描写はカット。

マスクドライダー計画22

ゼクター紹介4

・ホッパーゼクター

ショウリョウバッタ型のゼクター。唯一、二者一対となっており、二体同形のものが存在する。呼べば出てくる、ビジネスライクな関係だが、影山の仇討ちと、言わんばかりに茶色面を向けて出現するなど、粋な計らいを見せることも。

・ダークカブトゼクター

マスクドライダーシステム、第零号機。一見黒い、カブトゼクターと言った色合いで、銀部分が赤く、目が水色になっている。生まれてから最後まで、擬態総司と運命を共にした相棒であり、感情を見せる描写はなかったが、健気な姿に思わず涙が…